どうも!“江の島に行くときは江ノ電よりも小田急派”、の榎です!
ジモハッカーのほとんどは、天気予報で江ノ島が映ると『あ、江の島だ』と一瞬でわかるのではないでしょうか。
江の島の特徴は、緑の丘のような形の島とその上に角のように生えている灯台の形。
その灯台こそが今回ご紹介する『江の島シーキャンドル』です。
榎のアイコンの藤沢市公式マスコットキャラクターの『ふじキュン♡』の頭の上にも、実はシーキャンドルがささっているんですよ。
これだけ目立つシンボルですから、この灯台に一度は登ってみたいと思いませんか?灯台の展望台からはどんな風景が広がっているのか確かめてみたくはないですか?
というわけで、今回は湘南のシンボルの展望灯台『江の島シーキャンドル』に行ってきましたので、その様子を詳しくレポしちゃいます!どうぞ、お楽しみください♪
展望灯台『江の島シーキャンドル』とは
『江の島シーキャンドル』は、2003年にリニューアルされた『展望灯台』です。(以下シーキャンドル)
2002年の江ノ島電鉄改行100周年を記念したもので、実は経営元も江ノ電です。
リニューアル前の旧江の島灯台は、なんと日本初の民間灯台!
1940年に多摩川園内の日本初のパラシュート訓練塔として設置されていたものを、戦後にわざわざ江の島に移設してきたんだとか!
「平和塔」という名称で、平和のシンボルとして長年の間藤沢市民に親しまれてきました。
江の島シーキャンドルとは全然違うけど、これはこれでカッコいい!
さて、そんなリニューアルされたシーキャンドルは、“湘南のシンボル”としてなくてはならない存在になりました。
高さ59.8m(海抜119.6m)で、逆円錐上の形がまさにキャンドルみたいで可愛いですよね♡
江の島シーキャンドルへの行き方
シーキャンドルは、江の島頂上にあります!
頂上までは徒歩でもよし、江の島エスカーでもよし!※写真は2区から3区までで180円(1区から3区なら360円)
江島神社を詣でたり、途中でしらす丼を食べたり、素敵なカフェに寄ったりしながら、どうぞ~。
ジモハック湘南内で江の島のいろんな過ごし方を扱ってますよ。
ちなみに、私は有料の江の島エスカーでほぼ直行。なんと4分で頂上へ到着します。
わーい!これでシーキャンドルを間近で見えるぞ!
と思ったら、文字通り行く手を阻む壁が出現!!
そうなんです。
江の島シーキャンドルは、有料の植物園『江の島サムエル・コッキング苑』内にあります。
『江の島サムエル・コッキング苑』とは、明治時代の英国人貿易商の『サムエル・コッキング』氏に由来する植物園です。
1882年に日本で3番目に古い植物園としてオープンした『コッキング植物園』が、紆余曲折あり2003年に藤沢市の公園施設『江の島サムエル・コッキング苑』としてリニューアルオープンしました。
ちなみに、伊豆大島から連れてきて植物園内で飼育していた54匹のタイワンリスが、台風の際に逃げ出して江の島内や鎌倉で繁殖するようになったんですって!
なにはともあれ、早速サムエル・コッキング苑内に入ってみましょう!
サムエル・コッキング苑内
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- 江の島シーキャンドル(展望灯台)・・・大人1名500円(小人250円)※入苑料含む
- 江の島サムエル・コッキング苑のみ・・・大人1名200円(小人100円)
- 江の島シーキャンドルセット・・・800円(小人400円)
(江の島エスカー+サムエル・コッキング苑+江の島シーキャンドル) - 江の島1dayパスポート『eno=pass』・・・1000円(小人500円)
(江の島エスカー+サムエル・コッキング苑+江の島シーキャンドル)※1日何度も利用可能
※江の島シーキャンドルセットは、江の島エスカーのりばにて発売
※江の島1dayパスポート『eno=pass』は、江の島エスカーのりば、片瀬江ノ島観光案内所、藤沢市観光センターにて販売
今回はもちろん江の島シーキャンドルチケット(500円)を購入!
友人分と2枚ですが、昼のシーキャンドルと夜のシーキャンドルの写真バージョン。
特に、夜のチケットは美しいので、奪い合いになりました!
サムエル・コッキング苑の入口から入ってすぐ右側には、無料でもらえる苑内マップやガイド冊子もおいてあります。
サムエル・コッキング苑が植物園として面白いのは、1年中花を楽しめるところ。
取材時の3月も華やかな春の花が迎えてくれました!
2月上旬~4月上旬の主役は、やっぱり椿!
サムエルコッキング苑の椿は約250種、500株というなかなかの規模。
『かながわ花の名所100選』に選ばれたこともあります。
LONCAFE(ロンカフェ)
江の島シーキャンドルと並ぶ、サムエル・コッキング苑内の名所である『LONCAFE(ロンカフェ)』は、日本初のフレンチトースト専門店!サムエル・コッキング苑入口から入って正面に建っている、焦げ茶の可愛いカフェです。
リゾート気分で美しい海を見ながら、外はカリッ中はしっとりふわっふわの絶品フレンチトーストを食べられますよ。
詳しくは、以下記事でレポートしています!
ロンカフェには土日は300人以上訪れることもあるそうなので、シーキャンドルへ行く前に順番待ち発券機での予約をおすすめします!
入り口からロンカフェの間までは『サムエル・コッキング温室遺構』と言うエリアで、当時は東洋一の規模だったというサムエルコッキング植物園時代の温室が保存されています。
マイアミビーチ広場
このロンカフェの前の広場が『マイアミビーチ広場』です。
藤沢市とフロリダ州マイアミビーチ市は、昭和34年(1959)に姉妹都市です。
都市の形態や特色が似ている観光都市ということから、片瀬海岸は“東洋のマイアミ”と呼ばれているんだとか!
ロンカフェ利用者ではなくてもエリアに入れるので、持ってきたお弁当をベンチに座って食べてもいいですねー。
もちろん、記念撮影にもぴったりです!
昆明広場
いかにも中国!といった感じの東屋発見!
1981年(昭和56年)に藤沢市と友好都市となった昆明市にちなんだ『昆明広場』にあります。
この堂々たる東屋は、中国の伝統的な建築物「騁碧亭」だそうです。
この広場の他にも、藤沢市の友好都市である韓国保寧市にちなんだ「保寧広場」もあります。
ウィンザー広場
1987年に姉妹都市になったカナダのウィンザー市から贈られたバラ園もあり、5月や10月などの薔薇のシーズンには美しく咲き誇る姿をみることができます。
もちろん、取材時の3月はこの通り何もない寂しい空間でした。また春にきたいですね。
その他
こんな遊び心があるエリアも。
一つ一つの木の根元に「これ何の木?」と書かれた問題とヒントの看板が。てか難しい!!
問題の下に答えがありますが、さっぱりわかりませんでした。
そして、なぜかヤシの木の下には、「ミニ江の島コーナー」が…?
誰が何のために作ったものなのか不明ですが、遊び心ありますね!
ヤシの木エリアの先に、シーキャンドルが見えてきましたよ。
展望灯台『江の島シーキャンドル』へGO!
さて、とうとう江の島シーキャンドルに到着しましたよ!
シーキャンドルの足元には2019年11月23日オープンの『灯台キッチンDELI&TEA』がありました。軽食やドリンクの販売をしています。
サムエル・コッキング苑の入場チケットが、そのままシーキャンドルの入場券にもなっています。(500円チケットの場合)
展望フロアまではエレベーターで行きます。
天候によっては屋外展望台は閉鎖されるらしいですね。
取材時は快晴。もちろん、開放されていました。
まずは、展望フロアへ到着。
何もないように見えますが、屋内なので当然ガラス越しですよー。
いやあ、良い天気でよかった!絶景かな!
下の方に、先ほど見たサムエルコッキング苑内の騁碧亭の屋根がはっきり見えますね。
富士山もくっきり見えました!
さえぎるものは何もなく、塔内をぐるーっと一周すれば360度の景色が楽しめちゃいます!
正直な印象としては、思ったよりも高い感じはしなかったかな?
さて、屋外展望台はどこに?
エレベーターの裏側の位置に、お年寄りにも上りやすそうな大きな階段が出現!
屋外展望台へ到着!
って、うひゃーーー!!潮風が強すぎる!!
写真じゃ伝りませんが、目を開けるのが辛いぐらいの風の日でした。
これは予想以上!
とてもじゃないけれど、怖くて柵まで近づけないぞ!波が荒いのもわかります。
展望フロアで見たより富士山も迫力があり、美しい!!
まさに遮るものがなにもなく、青い海に富士が映えて感動ものです。
来てよかった!
風が強すぎて、置いたふじキュン♡マスコットが飛ばされるかと思いました!危ない!危ない!
棟側にはぐるっと木の椅子状になっており、腰かけてゆっくりと江の島の一番上から見える景色を堪能できます。
すかっと爽快!すごい解放感♪
流石に、シーキャンドルのてっぺんまでは登れませんでしたが、このアングルを観られるのも屋外展望台からだけですからね!
屋外展望台を堪能し、風ですっかり体を冷え切って、さあエレベーターで地上へ戻ろう!
…と思ったら、展望フロアに「下り階段」があるのを発見!
下り階段で降りることもできるのですが、屋外展望台と同じく悪天候の場合は閉鎖されます。
もちろん私は階段ではなく、エレベーターを使いましたよ!えっへん!
シーキャンドル1階には『江の島シーキャンドル 郷土資料室』というスペースもひっそりあります。もちろん、無料!
この他にもグッズショップなどもあり、シーキャンドルを降りた後も楽しめますよ!
江ノ島シーキャンドルはイルミネーションも綺麗!
シーキャンドルは、毎年11月後半から2月前半までの間は、夜は特別なライトアップをされます。
光のフェスティバル『湘南の宝石』と呼ばれ、関東三大イルミネーションにも認定されているんですよ!
この期間は、夜の江の島を堪能するチャンス!
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ジモハック湘南が動画で撮影もしているので、良かったら見てみてください♪
めちゃくちゃロマンチックなので、ぜひデートに…♥
営業時間・アクセス・駐車場情報
住所 | 〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3−28 |
電話番号 | 0466-23-2444 |
営業時間 | 9時00分~20時00分 |
定休日 | 特になし |
まとめ
江ノ島シーキャンドルはライトアップも有名ですが、イルミネーション時期じゃなくても楽しめるので、ぜひ行ってみてくださいね。
江ノ島シーキャンドルを含めた、江ノ島のおすすめ観光ルートをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください♪
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