
どうも!“ラーメンよりらーめんと書かれた方がなんとなく美味しそうに感じる”榎です!
藤沢のジモハッカーの皆様、長らくおまたせ致しました!
とうとうジモハック湘南版でも、『古久屋 藤沢店』をご紹介できる時がやってきましたよ~。
平塚ジモハッカーのソウルフードは、タンメン『老郷&花水ラオシャン』と認識の方は多いはず。

ならば、藤沢のソウルフードはもちろん古久屋ですよね♪
さあ、前置きはこれぐらいにして、今回は『古久屋 藤沢店』の魅力をたっぷりご案内いたします!
古久家 藤沢店とは?
戦後まもない1947(昭和22年)創業の「古久家」は、まさに老舗の「中華の店」。
現在古久家は藤沢を中心に6店舗へと拡大し、1999年に古久家のセカンドブランドとして登場した「中華そば 寅」も4店舗、カフェなども経営しています。
※4店舗目の「中華そば 寅 茅ヶ崎店」は、2020年4/6(月)にオープンしました。現時点は11時~15時の営業時間です。
開店当初は和菓子屋さんだったそうです。試行錯誤中の時は寿司を出していたこともあったんだとか!
「古久家 藤沢店」の場所は、藤沢駅南口側の、これまた歴史ある建物の「ダイヤモンドビル」の地下1Fにあります。
さらっと書きましたが、はっきり言えばまさに「地元の人しか行かない」という少しわかりにくい場所。
ダイヤモンドビルの地下1Fフロアは、ほぼスーパーなどの市場が〆ており、古久家はその一角の細い路地にあるんですよ。
まあ、「味の古久家 中華の店」という、でかでかした目立つ看板があるので、ちょっと探せばすぐ見つかりますが(笑)
みるからに「昭和」な外観!これがたまらないんですよ。
レトロな中華屋と言えば、もちろんレトロなショーケース。
ここはあまり他と変わらな…
って、らーめんの530円でジャンボらーめん570円?!
価格まで昭和っぽい!令和のラーメン事情からするとかなりの破格の安さですよね。
さて、入店。
最初にレジで注文します。キャッシュレスはPayPayのみ使えます。
先にネタバラシしちゃいますが、榎は「サンマーメン」を注文。サンマーメンについては後ほどご説明いたしますね。
レジ横にはちゃんとアルコール殺菌用のジェルも完備!
店内はこんな感じ。
歴史を感じるたたずまいなのですが、昭和レトロな可愛さもあるんですよ♪
パールピンクの机に、観葉植物もたくさん。壁のタイルも可愛い模様入りです。
天井の照明もご覧の通り、赤や緑とムードがあるんですね。
形も様々。壁の照明はピンクと黄色の燭台型です(笑)
広々とした店内はテーブル席のみで80席ほど。
取材時は閉店ギリギリなので人が少ないのですが、昼間などは満員御礼がほとんどの人気店です。
丸テーブルにガラス引き戸窓風の壁がある席も。昭和の中華屋さんっぽい!
ノスタルジーあふれるこの感じ、伝わりますでしょう?
調味料類も容器からして昭和。かすれた「御席四番」の文字が渋い!
長年塗り箸だったのですが、昨今のコロナ騒ぎの影響を受け、割り箸に変更したんだとか。
古久家の店舗メニューについて
入り口にある大きな看板がメニューになっており、先に注文するため席にメニューはありませんよ。
レジで注文すると、レシートの下に「食券」がついています。
そのままレシートを財布にしまわず、席についたらこのように「券おき」(マグネット)で机の上に乗せておきましょう!
この日は空いていたので、5分ほどで着丼!
これがサンマーメン税抜680円です!
店名がにじんだようにかすれている年季の入った丼がすごい。
では、ここで『サンマーメン』について軽くご説明いたしましょう!
サンマーメンは、横浜発のご当地らーめんです。秋刀魚は入っていません。
Wikipediaでは「細麺を使った塩ラーメンもしくは醤油ラーメンの上に、歯ごたえが残る程度に炒めたモヤシ入りのあんをかけた麺料理」とあります。主に野菜がメインですよ。
古久家のサンマーメンの具材は、もやし、人参、白菜、きくらげ、豚肉。
これがとろっとろの餡となって、ラーメンから熱を逃さずアツアツで食べられます。特に冬に食べたくなりますねー。
スープはさらさらとした鶏だし系の醤油ベース。
豚や昆布も入っているということでしたが、あっさりとして優しい素朴な味です。
そして、古久家の特徴といえば、麺にあり!!
ご覧の通りの中太ストレート麺なです。ただ、ちょっと黄色が強いような。。
それもそのはず、通常ラーメンの麺は「小麦粉、水、かん水」で作られるのですが、古久家の麺は自社製麺工場でたっぷり卵を練り込んで作られています。
そのため、もっちもっちと食べごたえが凄い!
「ラーメンではなく、古久家だ」といわれるぐらいの独特さだそうですよ(笑)
初めての方は心して食べて下さい!

サンマーメンは、古久家の看板メニューで年間20,000杯以上売れているというから驚きです!
ただし、古久家の人気No.1は「特製焼きそば」なんて噂も?!
こちらも気になりますよね。
お持ち帰り(テイクアウト)メニュー
古久家では「お持ち帰りメニュー」も重視しており、卓上には「テイクアウト注文書」が置いてあります。
季節限定のものもありますが、結構充実していますよ。
入り口の店内看板メニューの裏は、お持ち帰りメニューになっていました。嫌でもめにつきます(笑)
店舗外には、お持ち帰り用のショーケースとレジが別にあります。
名物の餃子がやはり1番人気!ちょっとした一品おかず系はお土産にもいいですよね。
しかし、個人的にイチオシなのが「生麺」!!
つまり、らーめんのことですが、2人前で税抜280円ですよ?もちろんスープ付き。
店内のらーめんも530円と破格なのですが、自宅で作れば1人前150円ほど!
古久家の味を自宅で味わえるなんてサイコー♪
…と、よくお土産に買って帰ります。
同じく焼きそば用の「蒸麺」2人前も320円で販売しています。
今回あれ?と思ったのが「光月堂のパン」と書かれた空き容器。
既に売り切れていたようですが、「コロナに負けるなコッペパン3本入り」が税込108円で販売されていたとのこと。
給食用のパンが給食中止となり困っているパン屋さん(大正15年(1926年)創業の「長後製パン ロワール光月堂」)を応援するため、古久家を始め藤沢市の様々な場所で販売しているのだとか。
その他にも、『創作コッペパンチャレンジ』として、藤沢の様々な飲食店とコラボする形でも販売しているとありますね。
数量限定なので、気になる方は早めに行ってみてくださいね。
営業時間・アクセス・駐車場情報
住所 | 〒251-0055 神奈川県藤沢市南藤沢2−1−3 ダイヤモンドビル B1 |
電話番号 | 0466-23-6777 |
アクセス | JR藤沢駅南口から徒歩2分。小田急改札出てすぐ、ダイヤモンドビルの地下1階 |
営業時間 | 11:00~19:30(L.O.) |
定休日 | ダイヤモンドビルに準ずる |
予算 | ~1,000円 |
駐車場 | なし |
公式HP | https://kokuya.jimdo.com/ |
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