2026年1月17日(土)、大磯の冬を彩る勇壮な火祭り「大磯の左義長」が開催されます!
国の重要無形民俗文化財にも指定されているこのお祭りは、大磯の海岸に巨大な火柱が立ち並ぶ、圧巻の光景が楽しめます。
地元の歴史が息づくこのお祭りの魅力を、分かりやすくお届けします。
大磯の左義長(おおいそのさぎちょう)とは?

大磯の左義長は、400年以上も前から続く伝統的な「火祭り」です。
一般的には「どんど焼き」として知られていますが、大磯のものは規模がとても大きく、独特の儀式が残っているのが特徴です。
昔、悪い神様が書きとめた村人の悪事を、道祖神(神様)が自分の社と一緒に燃やして証拠を消し、村人を守ってくれたという言い伝えから始まったとされています。
現在では、1年間の厄払いや、家族の健康、豊漁などを祈る大切な神事として、地域の人々に守り継がれています。
昼間から海岸に並ぶ高さ7〜8メートルの巨大な塔「サイト」は、大磯の9つの地区が協力して作り上げた力作です。
夜、このサイトに一斉に火が放たれる瞬間は、言葉にできないほどの迫力がありますよ。
大磯の左義長の見どころ
今年の大磯の左義長も、見応えのある場面がたくさんあります。
特におすすめの見どころを3つに絞ってご紹介します。
見どころ① 9基の巨大なサイトの一斉点火と団子焼き
一番の注目ポイントは、18時30分頃に行われる「一斉点火」です。
夜の暗闇の中、9つの巨大なサイトが火柱となって燃え上がる様子は、幻想的でとても力強い光景です。
竹が「パン!パン!」と大きな音を立てて爆ぜる音は、邪気を払うと言われています。
また、長い竹竿の先に団子を付けて、この火で焼いて食べる「団子焼き」も欠かせません。
この団子を食べると「1年間風邪をひかない」という言い伝えがあり、多くの人が火を囲んで団子を焼く姿は、大磯ならではの冬の風物詩です。
見どころ② 海の中での激しい綱引き「ヤンナゴッコ」
火入れの前に行われる「ヤンナゴッコ」という儀式も必見です。
ふんどし姿の若い衆が、「仮宮(かりみや)」という小さな社を乗せたソリを引き、「ヤンナ、ヤンナ」という掛け声とともに海岸へ走り込みます。
見どころは、冷たい海の中での激しい揉み合いです!
厄神を海へ追い出そうとする組と、それを食い止めようとする組に分かれて綱を引き合う姿は、寒さを忘れるほどの熱気に包まれます。
真冬の海で行われる勇壮な男たちの姿に、観客からも大きな歓声が上がります。
見どころ③ 文豪・島崎藤村も愛した歴史ある風景
大磯の左義長は、あの有名な文豪・島崎藤村が移住を決めるきっかけになったほど、美しいお祭りとしても知られています。
真っ暗な海と、赤々と燃える炎のコントラストは、今も昔も変わらず人々の心を動かします。
単なるイベントではなく、江戸時代から続く地域の絆が形になった、とても文化的な価値が高いお祭りです。
会場の周辺には藤村の旧居などもあるので、お祭りの前に宿場町・大磯を散策してみるのもおすすめですよ。
大磯の左義長のアクセス
電車で行く場合は、JR東海道線「大磯駅」から歩いて約10分です。
駅から海に向かって歩いていくと、案内が出ていたり人の流れがあったりするので、迷わずに到着できます。
車で行く場合は、西湘バイパス「大磯港IC」からすぐですが、当日は駐車場が大変混雑します。
収容台数に限りがあるため、なるべく電車などの公共交通機関を利用することをおすすめします。
開催概要
- 日時:2026年1月17日(土) 18:30頃〜(火入れ)
- 会場:大磯北浜海岸(大磯港のすぐ東側)
- 住所:神奈川県中郡大磯町大磯1990番地先
- 参加費:無料(見学自由)
- HP:https://www.oiso-kankou.or.jp/


















